COLUMN住まいのコラム

照明プランニングの上手な使い方

イエタッタ編集部
2018.01.23

照明の使い方には様々なテクニックがあります。

それによって部屋の雰囲気もインテリアも大きく左右されます。

理想の空間を演出するために、空間全体の照明計画をしっかり立てましょう。

 

 

 

〈主照明と補助照明を使って深みのある空間に〉

 

 照明の方法には、部屋全体を明るくするために使う「主照明」と、一部だけを照らしたり、室内を演出するときに使う「補助照明」があります。

 照明の位置決めは、部屋のどこで何をするかで考えます。例えばリビングの場合なら、部屋の中心に主照明をひとつ設けます。それ以外に、食事を楽しむダイニングテーブルと、本を読むソファに補助照明を設けるといいです。このようにひとつの部屋に複数の照明があることで陰影と奥行き感がうまれ、深みのある空間を演出できます。

 

 

〈間取りと同時に照明も考える〉

 

 照明は決めるタイミングによっては、配置や照明の数、器具の種類に制約が出てしまうこともあります。天井に埋め込む「ダウンライト」や壁に掛ける「ブラケット」は、内装工事が始まった後になると取り付けられない場合も。なので照明プランは間取りと同時に進めるのがいいでしょう。そうすると、家具や窓の配置を考えながら、照明器具やスイッチの位置を決めることができます。照明の位置やデザイン、数などを考えることによって素敵な空間が造れるはずです。

 

 

〈選ぶときには光の出方もチェック〉

照明器具はインテリアのテイストを考慮しながら、必要な明るさ(ワット数)は確保できるように選びましょう。しかし、同じワット数の照明器具でも、デザインや配光パターンによって明るさの印象はかなり違ってくるので、お店で見るときは実際にランプをつけてみましょう。カタログで選ぶときには点灯写真を参考にして選びましょう。

またランプには、赤みのある暖かな色の白熱ランプ、青白く太陽光に近い色の蛍光ランプ、白熱ランプに近い色の電球色蛍光ランプという種類があります。光の色が違ってしまうと落ち着かない空間になるので、ひとつの部屋に複数のランプを使うなら、同じ種類のランプを選びましょう。

 

 

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