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COLUMN住まいのコラム
注文住宅と規格住宅と建売住宅の違い。メリット・デメリットによる選択方法。
家づくりを始めるにあたって、建売住宅と注文住宅があります。
一度は耳にしたことがあると思いますが、それぞれの特徴を説明できるでしょうか。
改めて内容を把握し、最適な選択ができるようにしましょう。
1.注文住宅とは
注文住宅とは、ユーザーの希望に応じて一から設計した住宅を指します。
主だった特徴は以下の通りです。
<土地>
無ければ探さなければならない
<間取り>
自由に選択できる
<デザイン>
自由に選択できる
<完成イメージ>
図面、パース、模型等からイメージできる想像力が必要
<仕様・性能>
自由に選択できる
<コスト>
選ぶ仕様によって異なる
打合せで決めていくので、建売に比べて人件費は高くなる
<入居までの時間>
設計で半年、工事で半年、合わせて1年が目安
<工事の様子>
その都度確認できるので、間違いがあれば指摘して修正可能
注文住宅の最大のメリットは、自身の価値観に合った住まいとして一から計画できる点です。
住宅会社と打合せをしながら一から間取り、デザイン、仕様を決めていき、工事の様子も確認できることから、納得のいくこだわりの家づくりができます。
その反面、毎回打合せで人が動くこと、イメージしてもらいやすい資料を準備すること等、人件費が多くかかるため、建売住宅よりもコストが高い傾向です。
また土地が無い場合は、土地探しも必要なため、建売住宅以上に労力がかかります。
2.規格住宅とは
規格住宅とは、準備されているプランから選んでいく住宅を指します。
主だった特徴は以下の通りです。
<土地>
無ければ探さなければならない
<間取り>
リストから選択
<デザイン>
リストから選択
<完成イメージ>
注文よりイメージしやすい
<仕様・性能>
オプション
<コスト>
材用の大量購入と人件費カットで安い
<入居までの時間>
設計で2ヶ月以上 工事で5ヶ月 合せて7ヶ月~8ヶ月
<工事の様子>
その都度確認できるので、間違いがあれば指摘して修正可能
規格住宅の最大のメリットは、制限の中から選んでいく事で、打ち合わせの回数が減らすことができたり、完成するイメージが限定的になるので、完成イメージが共有しやすいというところで「労力」を削減し、人件費が削減できるのが、規格住宅となります。
3.建売住宅とは
建売住宅とは、土地に住宅が建てられた状態で、セットで販売しているものを指します。
主だった特徴は以下の通りです。
<土地>
セットでついてくるので、探さなくてよい
<間取り>
あるものから選ぶ、選択の幅は狭い
<デザイン>
あるものから選ぶため、選択の幅は狭い
<完成イメージ>
既に建っているので、暮らしがイメージしやすい
<仕様・性能>
あるものから選ぶため、選択の幅は狭い
高性能な断熱性能、耐震性能の建売は非常に少ない
<コスト>
コストパフォーマンスが高いように作られているので、リーズナブルなものが多い
<入居までの時間>
売買ができ次第、即入居可能
<工事の様子>
確認できないので、手抜きがあってもわからない
建売住宅の最大のメリットは、既に建っているので暮らしがイメージしやすい点です。
また、それに対して価格が明確に表示されているため、自身の価値観と合うか合わないかの判断がしやすいのも魅力。
この物件にしようと決断ができれば、住宅ローンの審査を受け、売買契約を交わし、引渡を受け次第入居できます。
スムーズに進めば、1~3ヶ月程度で入居可能です。
価格的には、コストパフォーマンスが高いように住宅会社が選りすぐって計画しているので、注文住宅に比べればリーズナブルな傾向にあります。
一方で、間取りやデザイン、仕様・性能は、あるものから選ばなければなりません。
コストパフォーマンスが高いつくりのため、間取りやデザインは類似したものが多く、高性能な断熱性能、耐震性能の建売住宅は少ない傾向です。
まれな話ですが、工事期間中の様子が見れないため、もし手抜きがあってもわからないという不安もあります。
4.こんな人は注文住宅を選ぼう
・間取り、デザイン、仕様・性能に強くこだわりたい
・自身の暮らし方にあった住まいをつくりたい
・暮らしについてじっくり考えたい
5.こんな人は規格住宅を選ぼう
・こだわりが少ない
・時間とコストを削減したい
5.こんな人は建売住宅を選ぼう
・間取り、デザイン、仕様・性能に強いこだわりがない
・住まいに暮らしを合わせられる
・スピーディーに入居したい
・購入費用をおさえたい