一級建築士への個別相談ってどんな話をしているのか
イエタッタカウンターの鶴見です。
6月はありがたいことに毎週土日にお客様と個別相談をさせていただきました。
もちろん感染予防に努めて、消毒液常備、マスク着用、換気扇運転による対応です。
さて、個別相談と言ってもどんな話をしているのか不思議だと思います。
文字通り相談なので、家づくりに関する質問は何でも受付中です。
通常の相談では、「なぜ家づくりを考え始めたのか」からご質問させていただいてます。
これが最も大切な質問だと、私は考えています。
その次にするのが、「今までの暮らしの中でよかったこと、不満に感じていること」です。
概ね、この2つの質問から話が広がり、暮らしについての価値観を考えていただきます。
衣食住の中で、多くの人は毎日決断している衣食について敏感ですが、住については鈍感。
この鈍感になっている部分について、考えるきっかけを与えているイメージです。
家づくり中も、その後の生活においても、この暮らしへの価値観が非常に大切だと私は考えています。
家づくりの打合せの中では、大なり小なり沢山の決断が迫られますが、価値観を築けていて、かつ家族で共有できていればスムーズに進行するはずです。
つまり、私はお客様の暮らしに対する価値観を築いてもらえるよう、相談にのり、専門家目線で助言しています。
そしてもう一つは、資金計画に対する不安を解消です。
これは協力先のファイナンシャルプランナーの手助けを受けながら、ライフプラン作成によって行っています。
ライフプランを作成すれば、生涯のお金の出入りがイメージでき、どれぐらいの予算を家づくりにかけていいのか明確になる。
残念ながら希望を叶えるには収入的に難しいということもわかってしまう可能性がありますが、それでも実現できる方法を一緒に探し、提案しています。
最後に、私が意識しているのは、私が答えを出さないことです。
家づくりは十人十色で、各家庭ごとに答えがあります。
私ができるのは、お客様が最善の答えを出すために、専門知識を持ってアドバイスし、時に危険な選択をしそうな時に立ち止まらせて考え直すよう促すことだと考えています。
専門性の高い家づくりのため、家族だけではなかなか自分たちの胸の内にある答えに辿り着かないこともあるでしょう。
そこに導くきっかけを与えるのが、相談カウンターの私の仕事です。
一緒にどんな暮らしが家族を豊かに、幸せにできるか考えてみませんか。
個別相談お待ちしております。
ご予約は、こちらから。