外壁選びとお金
こんにちは、隅です。
さて、今回は前回木板張りの外壁の話がありました外壁のメンテナンスについて、簡単にメンテナンスにかかる費用はどれくらい違うのか見てみましょう。
外壁と聞くと、昔ながらの木であったり、塗り壁、タイル、サイディング、ガルバリウム鋼板など多くの外壁材が存在します。
その中でも現在の住宅の7割ほどが窯業系サイディングとなっています。
他の材料に比べると安価である点が採用される理由の1つ。
ただ、この窯業系サイディングはコーキングという材料同士を繋ぐ材料や本体表面の劣化が早く、だいたい10年毎にメンテナンスが必要となるものもあります。
それでは窯業系サイディングとガルバリウム鋼板の2つを例として比べてみましょう。
窯業系サイディングは10年でだいたい200万円くらいメンテナンス費用。
ガルバリウム鋼板は25年でだいたい250万円くらいのメンテナンス費用。
50年住む場合500万円ほどの差額になることが分かります。
対してイニシャルコストの差額はこの半分以下。
ただこれは一例であり、その外壁に応じて軒を出したり、軒ゼロにしたり、上下で外壁材を分けメンテナンスが必要な材を分けたり、現在では高耐久のコーキング材があったり、塗り壁材でも金額は上がりますがそとん壁やSTOなど高耐久のものがあったりもするのでそれぞれ工夫しながらデザインとメンテナンスを考えていく必要があります