高断熱・高気密が鍵！健康被害から身体を守る「高性能住宅」の秘密とは？
近年では、「新築住宅」と「健康」について注目されるようになってきました。
新築住宅の健康被害について話題になることがしばしばあるのはご存知ではないでしょうか。
アレルギーや喘息、ヒートショックといった健康被害は、実は新築住宅の断熱化熱性能や気密と深い結び付きがあります。
やはり新築住宅で末永く暮らしていくなら、健康についても考慮したいところですね。
トータルコストでもリーズナブルな「高性能住宅」は、家族の健康を守ることができる新築住宅です。
そんなグリスマの「高性能住宅」の秘密についてご紹介します。
アレルギーやヒートショックをシャットアウト！健康に暮らせる「高性能住宅」
みなさんは、「高性能住宅」と聞けばどのようなことを思い浮かべるでしょうか。
車などで高性能なものは沢山ありますが、「新築住宅が高性能」とは一体どういうことでしょうか。
実は、省エネや環境を考えた新築住宅ということはもちろんなのですが、「健康に良い」という部分も高性能住宅に含まれる要素です。
性能の低い新築住宅では、外気温と室温の差による「ヒートショック」のリスクが高まります。
また、外から侵入するカビなどによって、アレルギー症状や喘息と言った症状も懸念されるところです。
これらの健康被害から身を守ることができる高性能住宅には、低性能住宅との間にどのような違いがあるのでしょうか？
高い住宅性能に必要な「高断熱」と「高気密」
性能の低い新築住宅にくらべて、高性能住宅は「断熱性」と「気密性」が高いと言えます。
外気の影響を極限まで抑えることができる「高断熱性」と「高気密性」ですが、健康に暮らせる新築住宅の条件として欠かせないポイントです。
高性能住宅は「高断熱」な新築住宅となっています。
石川県でも健康被害のひとつとして症例の多い「ヒートショック」は、家の中の気温が寝室やトイレ、脱衣場などの間で、大きな温度差があるのが原因です。
住宅内の急激な温度差によって、血圧が上昇と下降を繰り返すことになります。
これによって、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす症状です。
その点、高性能住宅における高断熱性は、住宅の基礎部分を始めとして壁や窓、屋根の断熱施工によって実現します。
室温が外気温の影響を受けにくいので、住宅内はある程度一定の温度が保たれます。
その他、外気温の影響を受けにくいことから、エアコンなどの冷暖房に使用するエネルギーを減らすことも可能です。
「高断熱」に次いで、高性能住宅のもうひとつの大切なのは「高気密」という要素です。
高い断熱性は、外気温と室温の温度差をキープする役割がありますが、新築住宅の気密性が低い場合はどうでしょうか。
外からの空気を通してしまう新築住宅では、壁内の結露や新築住宅のダメージを生み、湿気によるカビの発生で健康被害が出てしまうリスクが高まります。
新築住宅の気密性は「Ｃ値」という数値で表すことが可能であり、この数値が低ければ低いほど高気密であると言うことができます。
高気密な一部の高性能住宅では、24時間稼働する外気清浄機と熱交換換気システムによって、外からのカビやＰＭ2.5、花粉、ダストの侵入を防ぎ、健康的でクリーンな空気を維持することもできます。
「高性能住宅」への引っ越しで症状改善も！
高性能住宅は、実際に健康に関する症状の改善に効果的と言われています。
ある統計では、すでにアレルギーや喘息、アトピー皮膚炎などの症状がある10代から40代の男女が、高性能住宅に引っ越しをすることで症状が改善したという結果報告があります。
新築住宅の断熱性・気密性のグレードが上がれば上がるほど、以前抱えていた症状が軽くなっていくというデータも算出されており、その効果に注目が集まっています。
症状が軽減する理由としては、室温が一定になることで衣類を身につける量が減ることと手足の冷えの改善、そして効果的な換気システムによる室内の環境改善などが挙げられます。
このように、新築住宅の性能と健康とは密接な関係があります。
光熱費も抑えられ家計にもやさしい「高性能住宅」に住んで、家族の健康と幸せをまもりましょう。
