子ども部屋は一階に作る
子ども部屋を１階に作った方がいい理由
子供部屋を考える際、最も考慮すべきポイントは「位置」ではないでしょうか。
一般的に子ども部屋は「2階」というイメージがあるかもしれません。
ただ、それが自分たちにとって正解なのかどうかは
じっくり考える必要があります。
お子様の年齢によって変わる部屋事情
例えば、お子様がまだ未就学の年齢だとしたら、
きっとお子さんは何をするにも
いつもお母さんの近くでやるのではないでしょうか。
おもちゃを広げて遊ぶにしてもスマホやタブレットで
Youtubeを観るにしても本を読んだり塗り絵をするにしても、です。
だとしたら、家を建てて２階に部屋をつくったからと言っても
お母さんの姿も見えない、気配も感じられない部屋で
遊ぶことはないという推測ができます。
なので子ども部屋を2階につくる場合には、
必ずと言っていいほど1階にはリビングとは別に部屋を
1つ作っておかなくてはいけなくなります。
もちろん建築費も200万円ほど加算となります。
予算の都合で仮にその部屋をつくれないとなると、
こまめに片付けられる人じゃない限り、
リビングは足の踏み場もないほど子どもたちのもので
ごった返すことになってしまうでしょう。
なので、弊社ではその解決策として子ども部屋を
「1階」につくるというご提案をよくさせていただいています。
自分たちの部屋が1階に出来たらお母さんの姿も見やすくなるし、
気配も常に感じられるため自分たちの部屋で遊びやすくなり、
それだけでもリビングの散らかり度は大きく違ってくるのでは
ないでしょうか。
たとえリビングにおもちゃなどを持ってきても
部屋が使いやすい近い場所にあるならおもちゃなどを
自分のお部屋に片付けてもらいやすくなるからです。
また、子ども部屋を2階につくる理由の一つに思春期の
プライバシー問題がありますが、これもその手段を
わざわざ2階だけに限定しなくても間取りの工夫によって
1階でも充分確保することが出来ます。
予算や土地に余裕があるのであれば、また考え方も
変わってくるのかもしれませんが住みやすい家を考えた時に
選択肢の一つとして「子ども部屋は１階につくる」ということを
頭においておくといいのかもしれません。
